2026年のワールドシリーズは、ブリュワーズとレイズがともに球団初優勝を懸けて対戦する。優勝経験のない球団同士による顔合わせは、フィリーズとロイヤルズが争った1980年以来。どちらが勝っても、新たな世界一の球団が誕生する。 ブリュワーズは1969年にシアトル・パイロッツとして創設され、翌年ミルウォーキーへ移転。唯一のワールドシリーズ出場だった1982年は、カージナルスに3勝2敗と迫りながら連敗して優勝を逃した。当時はア・リーグ所属で、今回はナ・リーグ球団として初めて大舞台に立つ。 今季は球団最多の103勝を挙げ、地区4連覇を達成。厚い投手陣と守備、走塁を生かした戦いに加え、若手の台頭も躍進を支えた。NLCSでは昨年敗れたドジャースに4連勝し、44年ぶりの出場を決めた。 1998年創設のレイズは、2008年と2020年に続く3度目の出場となる。主砲ジュニオール・カミネロ、先発ドリュー・ラスムッセン、途中加入でALCS最優秀選手に選ばれたフレディ・ペラルタらがチームをけん引。過去2度の敗退を経て、今度こそ頂点を目指す。 第1戦は日本時間10月24日午前9時、ブリュワーズの本拠地アメリカンファミリー・フィールドで開始予定。優勝未経験の現行5球団は、シリーズ終了後に4球団となる。長年待ち続けた両軍のファンにとって、歴史を変える戦いが始まる。
MLB
今年のWSは必ず初優勝球団が誕生 ブリュワーズとレイズが悲願懸け激突

シェア
関連ニュース
MLB
WSは機動力勝負にも注目 走るレイズとブリュワーズ、盗塁阻止には差
ブリュワーズとレイズが初優勝を争うワールドシリーズでは、機動力も勝敗を左右しそうだ。今季レギュラーシーズンの盗塁数はレイズがMLB2位タイの164、ブルワーズが5位の162。盗塁数上位5球団同士の対戦は、1969年以降では4度目、2008年以来となる。 ポストシーズンでも両軍は積極的に走っている。レイズは9試合で11盗塁を決め、失敗はゼロ。ブリュワーズも8試合で12度試み、10盗塁を記録した。 レイズの中心は、今季ア・リーグ最多の46盗塁を挙げたチャンドラー・シンプソンだ。…
詳しく見る →
MLB
育成のブリュワーズ、トレードのレイズ 初優勝を争う両軍の戦力構築
ワールドシリーズで球団初優勝を争うブリュワーズとレイズは、限られた予算の中で選手の発掘と育成に力を注いできた。ただし、主力をそろえた方法には違いがある。MLB.comの集計では、ブリュワーズは生え抜き選手、レイズはトレードで獲得した選手の貢献が際立っている。 ブリュワーズの生え抜き選手は10人で、今季の貢献度を示すBaseball-Reference版WARは計31.4。人数、WARともプレーオフ出場球団でガーディアンズに次ぐ水準だった。ドラフト出身ではブライス・トゥラング…
詳しく見る →
MLB
レイズはALCS第6戦決着で投手陣に余裕 WSへ先発再編と救援陣の休養
レイズがアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)を第6戦で終えたことで、ワールドシリーズに向けた投手起用の選択肢が広がった。現地10月19日にガーディアンズを7―3で破り、シリーズ4勝2敗で突破。総力戦となる第7戦を回避し、先発陣の調整と救援陣の休養に時間を確保した。 第1戦の候補となるドリュー・ラスムッセンは、18日のALCS第5戦から中4日で、23日のワールドシリーズ開幕戦に登板できる。ただしレイズはこれまで登板間隔を長めに取ることも重視しており、先発順は記事掲載…
詳しく見る →